2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

(18)陰を押えるという事

(18)陰を押えるという事 敵の身の内(目に見えない部分や動き=陰)を見れば、心の余っているところ(強く備えが十分なところ)と、心の不足しているところ(弱く備えが不十分なところ)があることが分かる。 心の余ったところに注意して、心の不足して…

(17)剣を踏むという事

(17)剣を踏むという事 敵の太刀の先を足で踏みつけるという心である。敵の打ちかかる太刀のいきつく先を、我が左の足で踏みつける心である。 踏みつけるとき、太刀でも、体でも、心でも、先に仕掛ければ、どのようにも勝つことができる。この心がなけれ…

投げさせすぎですよ、高野連と早実の監督さん

投げさせすぎですよ、高野連と早実の監督さん 「エースの○○君と心中するつもりでした」。高校野球の監督がよく使う言葉です。まっとうな言葉のように聞こえますが、少しだけでも考えてみると、これほど残酷な言葉はありません。「エースと心中」するしかない…

【はしやすめコラム・その4】明暗を分けた朝青龍と魁皇

【はしやすめコラム・その4】明暗を分けた朝青龍と魁皇 大相撲九州場所で、優勝争いの最大のヤマ場は、12日目(11月25日)の魁皇―雅山戦、朝青龍―若の里戦の2つの取組でした。 初日から無敗で走ってきた横綱・朝青龍は11日目に、同じモンゴル出身…

(16)2つ足という事

(16)2つ足という事 2つ足とは、太刀を1つ打つうちに、足は2つ運ぶということである。太刀に乗り、はずし、継ぐも引くも、足は2つ運ぶということである。 太刀を1つ打つのに、足を1つずつ運んでいては、体の動きが止まってしまい、自由がきかなく…

(15)太刀に替わる身の事

(15)太刀に替わる身の事 太刀を打ち出すときは、体は同時に動かすものではない。敵を打とうとするときは、体は後からついてくるものである。太刀と体と心を一緒に打ち出すことはない。なかにある心、なかにある体。このことはよくよく考えるべきである。…

(14)渡を越すと云事

(14)渡を越すと云事 敵も自分も互いに太刀が当たるほどの間合いで、自分の太刀を打ちかけて渡(と)を越す(難所を越える、重大な局面に立ち向かう)と思う場合には、体も足も一緒に敵の体に密着すべきである。 渡を越せば、あれこれ心配することはなく…